代理狐ちゃんバックストーリー

代理狐ちゃんバックストーリー

ハイパー後付け設定なので反映してもしなくてもいい読み物です

とあるお山のお話

山の神様

あるお山の社には狐の神様が住んでいました。
狐の神様は豊穣の神様なので、麓の村の人から大層信仰されて幸せでした。

神様の悩み

でも、神様には一つ悩みがありました。
村の人は神様を神様として扱うので、対等なお友達がいなかったのです。

そんなちょっとした寂しさを感じていた神様の山に
妖怪の狐ちゃんが引っ越してきました。

幸せな日々

妖怪狐ちゃんと狐の神様は、狐仲間なこともあってすぐに仲良くなりました。
神様は寂しい夜を過ごすこともなくなり、とても楽しい日々を過ごしました。

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そんな幸せな日々はあっという間に流れ、
やがて麓の村は町になり、町は街になり
妖怪狐ちゃんの尻尾も随分と増える程の時が過ぎました。
人の営みの発展とともに、お山の社への信仰は少しずつ減って行きました。
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「別れの予兆」

妖怪と違って、神様は信仰がなくなればその形を保てません。
狐の神様は少しずつ、でも確実にその存在が希薄になって行きました。
でも、妖怪狐ちゃんにも、神様本人にもどうすることもできません。
誰も悪くないことは妖怪狐ちゃんも神様も解っていました。

「その日」

ある冬の日の朝、妖怪狐ちゃんがお社を訪ねても神様は居ませんでした。
次の日も、その次の日も、神様はお社には居ませんでした。
妖怪狐ちゃんは「ああ、その時が来たのだな」と思いました。

神様との約束

でも最後に会った日、神様とは「またね」といって別れたのです。
神様が約束を破るはずはありません。
妖怪狐ちゃんは神様が帰って来るその日までお社を守ろうと思いました。

今日の代理狐ちゃん

妖怪狐ちゃんは神様の代わりの代理狐として、神様の着ていた服を着て、
神様の好きだった百合の花を付けて、今日も山のお社で神様の帰りを待っています。

おわり

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最後まで読んでくれて有難うございました!!
今後とも代理狐ちゃんを宜しくお願い致します!